ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。
今回は自身が実感した作業スピードの大切さと、早くするにはどうしたらいいか実践したことなどをご紹介します。
参考になれば幸いです!
【仕事のうえでスピードはめちゃくちゃ大事】
早ければ早いほどいい!と特に感じる理由は以下の3点です。
たくさん仕事がこなせる!
当たり前のことですがフリーランスになってなお強く感じる点です。
こなした数が収入に直結するので、早ければ早いほど稼ぎを増やせるといっても間違いではないと思います。
また、せっかくお仕事のお話が来たのに自分の作業ペースを考えると引き受けられない…!ということになるともったいないですからね…!
お客様へ納品する以外にも、ストックイラストサイトへの投稿やブログの投稿は数が大切になってきますのでこなせるスピードは重要です。
クオリティアップにつながる!
作業が早く終わればそのぶんチェックの時間が取れます。
納品や投稿が終わってからミスや作業のやり忘れに気づいたときほど心がざわつくことはありません。
「作品は完成させたら一晩置け」とはよく言われていることで、この余裕はぜひ欲しいところですね!
時間に余裕があれば細かいところでもっとよく出来そう…とこだわることも出来ます!
たくさん休める!
これはとっても重要です!!
納期までめいっぱい作業をするのではなく、数日余裕をもって終わらせられればそのぶんお休みできます。
早く終わらせて休むこともできますし、「○○日あれば終わるから今日は休みにしよう」とスケジュールを組むこともできます。
何をするにも体は資本ですのでお休みは絶対必要です。
【どうしたら作業のスピードが上がる?】
こちらは作業に時間がかかりすぎる…と危機感を覚えた私が実践した内容です。
今の作業スピードを把握
まずは何にどれだけ時間がかかっているのかを調べました。
特に難しいことはなく、作業を始めた時間と終わった時間をメモしておくといったやり方です。
カラー漫画を描く際は
- ラフ
- 清書
- 人物の線画
- 背景の線画
- 下塗り
- 人物の仕上げ塗り
- 背景の仕上げ塗り
- 効果線などの演出
といった段階を踏むので、それぞれの作業を終わらせるためにかけている時間をはかりました。
各作業ごとに時間をはかったところ、人物の線画に一番時間をかけていることが判明。
ここを短くできれば早くなると明確な課題が見えてきました!
どうしたら時短できるか考える
「線画が早くなるためにはどうしたらいいか?」
「時間がかかっている理由は何か?」
「どうしたら解決できるか?」
とさらに細かく考えていきました。
- 線を引くとき迷わないように清書を綺麗にする
- 綺麗な線を引ける角度を見つける
- 自分が描きやすい画面の倍率を把握する
- ツールを使いこなす
など色々試してみて、1時間近く時短に繋げることができました!
漫画・イラスト関係だと講座やメイキングがたくさん公開されているのが本当にありがたいですね…!
どうしたら早くできるか?もっと効率よくできないか?は常に考えていきたいところです。
【早く終わらせるのと手を抜くのは違う】
お恥ずかしながらこれは戒めです…
今回スピードの大切さをお話しましたが、ここは忘れずにおきたいポイントです。
自分自身作業は早い方だと思っていたのですが、
早く終わらせることを優先しすぎて、無意識に手を抜いていた
ことをお仕事を通して痛感しました。
いくら早く仕上がってもクオリティが伴っていなければ、お仕事として対価をいただくには不十分です。
お仕事として制作する以上、「速さ」と「クオリティ」どちらもこだわっていきたいところです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!