ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。
今回は自分がお仕事をしている中で納期が決まっていない案件に気をつけなくてはいけないな、と感じましたので記事にまとめていきたいと思います。
「いつまでかかってもいいなら気が楽!」と思うかもしれませんが(実際私もそう考えていました)、デメリットもあることをぜひ知っておいてください!
参考になれば幸いです!
【基本的には納期は指定されるもの】
「〇月〇日までに初稿が完成していてほしい」「〇月中には納品してほしい」など、ご指定は様々ですが基本的にクライアント様にはご希望の納期があります。
ご依頼の内容とご希望の納期を鑑みて受注の可否を決めますが、中には「特に決まった納期はない」という場合もあります。
【納期が決まっていないことの何が危険か】
「納期が決まっていない」ということは「長くかかっても大丈夫!」ととらえることもできますが、「いつ終われるか分からない」ということでもあります。
急ぐ必要がないとどうしても対応が後回しになってしまうので提案へのお返事がなかなか来ない、修正を延々と繰り返す、といったことになりがちです。
こうなると下記のようなデメリットが発生します。
制作費の請求ができない
これは一番の痛手と言っていいと思います。
マンガやイラスト制作の場合は成果物を納品してから報酬をいただく形です。
ですので納品ができなければいつまでたっても報酬を受け取ることはできません。
他の案件を引き受けにくくなる
納期が決まっていれば「この週は納品日があるから他の案件とかぶらないよう気を付けよう」、また「この後はスケジュールが空くからお仕事を入れよう」といったように他の案件との兼ね合いを考えることができます。
逆に納期が決まっていないといつ忙しくなるのかあたりを付けるのが難しくなるため、他にお仕事を引き受けても大丈夫か判断しづらくなります。
終わりが見えないことの心理的な負担
お返事がもらえない、修正が終わらない、いつまでも終わりが見えない…となるとかなりストレスを感じます。
正直めちゃくちゃ疲れます。
【指定がない場合は自分から提案しよう】
クライアント様から特に指定が無い場合はこちらからいつまでを目途に、とご提案したほうが引き受ける側としては安心です!
「○日までにラフ、○日までに仕上げ」といったようなスケジュール感を共有するのも手かと思います。
【まとめ】
「納期」や「〆切」と聞くと震える作家の方が多いのではないかと思いますが、それらが決まっていないのも恐ろしいというのを体験しましたのでまとめの記事でした…!
お仕事として作品を納品し、報酬をいただく場合は納期は決まっていた方が安心です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!