ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。
今回は私が利用しているクラウドソーシングサイト、クラウドワークスとランサーズについて紹介します。
どちらもクラウドソーシングサイトの大手ですが、どんな違いがあるのか漫画・イラストのお仕事を受ける視点からお伝えできればと思います!
参考になれば幸いです!
※2024年2月現在での情報となっています。
【クラウドワークスについて】
手数料(公式サイトより引用)
20万円超の部分:5%
10万円超20万円以下の部分:10%
10万円以下の部分:20%
タスク形式での場合:20%
(報酬に対しての割合です)
以上の金額を報酬額より差し引いた分がワーカーの受け取り額になります。
手数料は案件を引き受けるワーカー側にのみ発生し、クライアント側にはありません。
外部ツールを使ったやりとり
契約後であれば「外部ツール連絡申請」を行うことでメールやチャットアプリを使用したやりとりを行うことができます。
漫画・イラスト分野の案件
お仕事のカテゴリに「漫画・アニメ制作」や「イラスト作成」があり、ここのカテゴリに必ず案件の募集がある印象です。
特にYouTubeの漫画動画の案件が多くなっています。
案件が多いのはクライアント側には手数料が発生しないのも要因の一つかもしれません。
事務局から案件の紹介もあるが…
クラウドワークス側から案件の紹介が届くのですが、私には的外れな案件しか届いたことがないのであまりあてにしていないのが正直なところです。
【ランサーズについて】
手数料
ランサー(上記で言うワーカー):16.5%
クライアント:5.5%
(報酬に対しての割合です)
ランサーズは仕事を発注する側・受注する側両方に手数料が発生します。
報酬額が決まったらその5.5%を上乗せした金額をクライアントが支払い、報酬額の16.5%を差し引いた金額をランサーが受け取ることになります。
外部ツールを使ったやりとり
ランサーズではメールや電話、チャットアプリなどを使用したサイト外でのやりとりを禁止しています。
自身のポートフォリオページに作品のURLを載せるのもNGのようで厳しく対策している印象です。
漫画・イラスト分野の案件
「漫画制作・絵本作成」のカテゴリがありますが、こちらは募集中の案件がないこともしばしば。
「イラスト制作」には概ね募集中案件があります。
広告やビジネス漫画の募集はランサーズの方が目立つ印象です。
「パッケージ」のサービスが便利
パッケージはお仕事を受注する側が「こんなことができますよ!」というスキルを出品し、それを購入していただくことでお仕事を獲得する方法です。
私はパッケージからご相談いただいたことでランサーズで初めてお仕事をすることができました!
自分から探しに行くのではなくお仕事を頼みたいという方から声をかけていただけるので、いわゆる営業の手間がなく重宝しています。
【著作権譲渡についての規約】
クラウドワークスは著作権譲渡については任意ですが、ランサーズは報酬が支払われた時点で著作権はクライアント側に譲渡されます。
【クラウドワークス利用規約 第5節 会員の義務及び責任 ― 第18条 本取引の成果物等に関する知的財産権及びその利用】
【ランサーズ よくある質問内 成果物の著作権は譲渡されますか?】
クリエイティブなジャンルでランサーズでお仕事をする際はこちらを念頭に置いておいてください。
(クラウドワークスも著作権譲渡前提の募集が多い気がしますが…)
【まとめ】
クラウドワークスとランサーズについて、私の使用感も交えて紹介しました!
個人的には手数料やメッセージ画面の使いやすさ・パッケージの面からランサーズに軍配が上がります。
なので著作権譲渡の部分をどうにか改定してもらえないかと毎月のアンケートで送っております!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!