【マンガテクニック】よく直しが入る点3選

ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。

今回は私がマンガ制作の際よく指摘され、直しが入るポイント3つを紹介します。
参考になれば幸いです!

【その1・キャラクターの表情や目線】

このシーンでキャラクターはどんな気持ちなのか?
キャラクターを見てどんな印象を持ってほしいか?

ワクワク感を伝えるために明るく生き生きとした表情にする、読者に語り掛けるようなシーンでは目線をこちらへ向かせるなど…
何となく描くのではなく、明確に意図をもって描くよう心がけています。

口や眉毛の形、目の大きさなど微妙な差で表情の印象は変わるので毎度四苦八苦している部分です…!

【その2・背景小物の作画】

キャラクターが持つスマートフォンや、背景に置いてあるPCモニター、オフィスの内装など…
これらの背景小物はじっくり見る絵ではありませんが、これらの作画が甘いとそこが気になって集中できなくなってしまう…と指摘を受けました。

これらは素材の配布も多くされているので積極的に頼っていきたいところです。

作画そのものの他にも「年季が入っていて古そう」なのか「綺麗な新品」なのか、といった印象も大切です。
背景小物も意図をもって描くことように気を付けています!

【その3・描かれているもののサイズ感】

奥行を意識したサイズ(手前は大きく、奥は小さく)になっているか、印象的にしたいシーンで絵は大きく描かれているか、といったサイズ感の部分です。

基本的な点だとは思いますが、微妙な大きさの違いは自分で思っている以上に伝わりません
寄りと引きのメリハリに気を付けているつもりでも、「引きの絵が多い」と指摘をもらったり…
サイズ感に関してはとにかくわかりやすさが大切だと感じています!

【なんとなくで描かないということ】

マンガ表現としての指摘が入るのは主にこの3点です。

繰り返しになりますが、「どういうつもりで描いたのか」と説明できるよう意図をもって描く、なんとなくで描かないことを気を付けるようになりました。
楽しむためのマンガ作品ももちろんですが、広告漫画だとより「こう感じてほしい」が明確なので意識づけが重要だと感じています。

意識することで確実にクオリティアップにつながると思うのでぜひ気を付けてみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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