【マンガテクニック】「メリハリ」に気を付けるとガラッと変わる!?

ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。

今回は私がマンガ制作の際に気を付けるポイントのひとつ、「メリハリ」について紹介します。
参考になれば幸いです!

【紙芝居みたいだったページが変わった】

コマを割り、絵を描き、マンガのページを作ったときに
なんか紙芝居みたい…
と感じていました。
コマを割っているというより絵が描かれた四角をただ並べているような…マンガとしての面白さがない…
それが変わったのが「メリハリをつける」という意識でした。

同じような悩みを持つ方の解決策になれるかもしれません!

【こんな点でメリハリをつける】

コマの大きさ

重要なコマ・自分が見せたいコマを大きく描くことを意識します。
思い切って縦に繋げる、横に繋げる、基本枠からブチ抜くなどなど…

描いてあるものの大きさ

上記のようにコマの大きさを変えても、コマ内に描かれているものの大きさが同じだとうまくメリハリが出ません
人物の顔がずっと同じサイズになっていないか気を付けています!

(あまりいい例になっていない気がしますがこういうイメージです)

カメラアングル

真横だけでなく上から・下から見た絵をいれると一気に変わります。
描くのが難しいアングルですがこれができるとかなりマンガっぽくなります!

微妙な違いは他の人にはわからないので大胆に!

大きくするときはうんと大きく、小さくするときはうんと小さく。
パッと見て違いがわかるかどうかも気を付けているポイントです。

【演出として単調にする場合も】

淡々とした印象を与えるため、あえてコマや描かれているもののサイズを統一する方法もあります。
メリハリがないことを演出として使えたら上級者ですよね!

【未だに意識して気を付けています】

メリハリについては数年前に指摘され注意しているつもりなのですが未だに足りないことが多い悩みどころです。
とくにコマから人物の頭が切れるのをなぜか避ける癖がありアップ加減が弱いことが…

しかし意識することで「マンガらしさ」がグンと上がると実感しています。
ぜひ気を付けてみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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