【マンガテクニック】原稿用紙に描くときのポイント3選

アイキャッチ マンガテクニック原稿用紙に描くときのポイント すずつかしおり

ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。

今回は原稿用紙を使ってマンガ制作を行う際に気を付けるポイントについて紹介します。
参考になれば幸いです!

【マンガの原稿用紙の基本的な見方】

マンガテクニック原稿用紙に描くときのポイント00 すずつかしおり

基本枠/内枠

マンガテクニック原稿用紙に描くときのポイント01 すずつかしおり

この枠を基準に枠線を引きます。
枠の大きさは仕上がりサイズに対しておおむね決まっていますが、厳密なルールはありません。
基本枠の位置を気にしてマンガを読むと作品ごとに違っていることもあります

断ち切り枠

マンガテクニック原稿用紙に描くときのポイント02 すずつかしおり

この枠の部分で裁断されます
仕上がりがA4サイズの原稿であればこの断ち切り枠内がA4サイズになります。

3.外枠

基本枠より外側にはみ出してページいっぱいに描きたい際はこの枠まで絵を入れます
理由は次の項目にて!

【原稿用紙に描くときのポイント】

断ち切りたいときは外枠まで描く

基本枠より外、ページいっぱいに描きたいとき断ち切り枠を越えて外枠まで描くようにします。
マンガの原稿は仕上がりサイズの紙に印刷されるのではなく、それより大きいサイズの紙に印刷され余分なところを裁断するかたちで作られます。
その裁断は何枚もの紙を重ねてまとめて行われるので、裁断位置のズレが生じる場合があります
ズレてしまった場合に余白を作らないため、外枠まで描く必要があります

マンガテクニック原稿用紙に描くときのポイント03 すずつかしおり

また、このズレがあるので重要な絵や文字は断ち切り枠ギリギリには描かない方が無難です。

2.ノドの部分は基本枠におさめる

マンガテクニック原稿用紙に描くときのポイント04 すずつかしおり

ノドとは本を開いたときの内側の部分です。
こちらで綴じるので絵や文字が見づらくなる場合があります。
ページ数が少ない本や中綴じの場合はしっかり開くことができるので気にしなくても大丈夫です!

3.実際の仕上がりサイズでの見え方を確認する

原稿用紙に描いているときは仕上がりより大きいサイズのキャンバスで見えているので、実際のサイズになったときに印象が違うことがあります
アナログだと難しいですが、デジタル原稿だと断ち切り枠で書き出しの機能があったりするので確認するようにしています!

基本的な部分ですが改めて意識すると見やすい画面作りができると思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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