
ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。
今回はマンガ制作のテクニックとして、写真を加工して背景として使用する方法についてご紹介します。
参考になれば幸いです!
【こんな感じにします】


左が元の画像(写真)、右が加工後の画像になります。
荒い部分は多々ありますがパッと見た印象はそれっぽいのではないでしょうか!
2枚目の画像をツイッターに投稿した際にメイキングを見てみたい!と言っていただきました!ありがとうございます!
【参考にした記事】
作成にあたって下記の記事を参考にさせていただきました。

空は自分で描く(今回の絵は素材を使用しています)、色を補正するなど途中までは上のグランドデザイン様のやり方そのまんまなので、自分なりに「こうしたらそれっぽくなった!」というポイントを解説します!
自分の絵がアニメ塗りなのもあり、アニメの背景のような雰囲気を意識しています。
【1.影はがっつり】
ここは陰になるな、という部分は広く・わかりやすく影を塗ります。
ベタ塗りのみでなくエアブラシなどでグラデーションするとさらに雰囲気が出ます!


【2.画面の端をぼやかす】
明るい色でグラデーション+スクリーンレイヤーで光があたってまぶしい・ぼやけたような雰囲気を出します。
不透明度が100だとかなり強烈にまぶしい印象になるので場面にあわせて調整するといい感じです!

【3.仕上げにオーバーレイ】
濃い・鮮やかな色で全体にオーバーレイをかけると雰囲気が出ます。
アニメの背景だと彩度高めのイメージなので、よりイラストっぽくなるのではないかと思います!

何色でオーバーレイをかけたら良いかは描くものでもちろん違うと思いますが、例のような上に空、下に地面というレイアウトに夕焼けっぽい色でオーバーレイをするのはよさそうです。
加工していくと地面の色が白っぽくなることが多かったので、赤~黄色味が足されるのが良いのかもしれません。
夕方の画像だけでなく昼の方も最後に同じ色でオーバーレイをかけています!
自分自身まだまだ勉強中ですが、参考になれば幸いです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!