ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。
今回はフリーランス漫画家として活動する中で、マンガ・イラストの制作以外にやっていることを紹介します。
漫画家、イラストレーター、また別の業種でも「フリーランスとして独立を考えている」、「ほかのフリーランスの人はどうしているんだろう?」と思っている方の参考になれば幸いです!
【個人事業主=経営者と従業員どちらも自分】
会社だと社長が従業員を雇い、働いてもらうことで会社を運営していきます。
個人事業主の場合は社長として経営をするのも従業員として働くのも自分です。
作業の外注をしていなければ事業のあらゆることは自分自身で行う必要があります。
【制作以外にやっていること】
経理関係
見積書や請求書の作成と送付、事業で使う物品の購入、経費としての処理などお金に関わる点です。
忘れちゃいけない確定申告も自分で行います。
個人事業主だと個人の資金と事業の資金の境目が曖昧になりやすいので注意する必要があります。
- 国民年金や国民健康保険などは確定申告の際に控除の対象になるが、事業に関係するわけではないので個人の支払い扱いになる
- 自宅を事業所にしている場合は家賃や光熱費を一部経費とすることもできる
など曖昧にもなるわという感じです。
迷ったときは税金関係の本を読んだりネットで検索したりしています。
収支関係はためこむと良いことがないと思ってるので都度入力を心がけています。
会計ソフトを利用して管理しているのでそこまで大変ではありません。
ただ何かを仕入れて売ったり、現金でのやりとりが多い業種だと日々の入力は大変そうです。
営業関係
まだ黙っていても仕事が来るようなレベルになっていませんので(いずれそうなりたいですね!)、営業も必要です。
営業と聞くと直接会社に訪問して作品を見ていただく…といったかたちを想像されるかもしれませんが、自身の体調やご時世的にも直接の営業は現在行っていません。
ほぼ毎日行っているものとして、クラウドソーシングサイトでの案件確認があります。
受けられそうなお仕事がないかどうかチェックしています。
今取り掛かっている案件が落ち着いて暇だから探そう!と探して見つけられることはまれなので、常に見ておくようにしています。
ホームページやブログの更新も人に見つけてもらうためと考えると営業に入りそうです。
【全部を知っているのはいい事だと思う】
「何もかも自分でやるのは大変なんじゃ…?」と思われるかもしれません。
ですが私は今のところむしろいい点だと感じています。
事業のことは全部自分でやっている=全部知っているということです。
分かりやすいところだと、事業のお金周りを自分で管理していることで
「この収入じゃまずい!もっと稼ぐため頑張らなきゃ」
と危機感を自分事としてとらえやすくなります。
また、その危機を脱出するにはどうしたら良いかの方向も見えやすいのではと思います。
「仕事の件数が少ない…増やすため営業に力を入れよう」
「報酬の単価が低い…上げるために交渉したり作業スピードを上げる努力をすべきだ」
といった改善策も経理関係・仕事の内容・営業関係をそれぞれ把握していることで考えやすいのではないでしょうか!
なぜこの作業をしなくてはならないのか?が明確になるのは良いことだと思っています!
フリーランスが普段している業務が伝わっていれば幸いです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!