【依頼をお考えの方へ!】こんなふうに制作を行っています!

こんなふうに制作を行っています!アイキャッチ すずつかしおり

ご覧いただきありがとうございます!
フリーランス漫画家のすずつかしおりと申します。

今回は漫画やイラスト制作の依頼を受けた際、どのような流れで・どんなことをして制作を行っているか紹介します。
依頼をしたいけどどんな準備がいるのかわからない…」「制作になったら依頼側は何をするの?」という方は多いのではないかと思うので、参考になれば幸いです!

お仕事用サイトでも流れはご案内しているのですがより突っ込んでご紹介できればと思います!

制作の流れ - 漫画広告制作 フリーランス漫画家すずつかしおり
...

【その1ーお問い合わせ】

お問い合わせの時点でご依頼の内容が細かく決まっているとお返事はしやすいです!
項目としては

  • 制作内容…どういった目的の漫画・イラストなのか(商品紹介の広告、取扱説明書、など)
  • 使用用途…何に使うのか(チラシ、WEBサイト、書籍、など)
  • 使用期間・回数
  • サイズ
  • 数量…マンガならページ数・イラストであれば点数
  • カラー…フルカラーなのかモノクロなのか、RGBかCMYKか
  • 納品データ形式
  • 納期
  • ご予算

数量が多いご依頼・複雑な内容を取り扱う場合などはどうしても制作に時間がかかってしまいます。
ご希望の納期で制作が可能かどうか検討するためにも上記の点が決まっているととても助かります。
また、サイズについては制作後の修正が難しいため最初から決まっているのが望ましいです!
特に「拡大する」「解像度を上げる」といった対応は画像の劣化につながるため出来ないと考えていただいた方が良いです。

もちろんすべて決まっていなくても検討は可能です!
その際は
このくらいの量なら〇カ月ほどかかる
〇月までなら〇ページ程度なら制作可能
この予算ならカラーで〇ページまでの内容で制作
といったご提案をすることもできます!

ご相談についてはスケジュールに余裕をもっていただけるとありがたいです…!

【その2ー見積もり】

上記の項目を元に制作費をお見積り、ご納得いただければ発注していただく流れとなります。

制作費については、

  • 数量が多いほど増額
  • モノクロよりカラーの方が手間がかかるため高額
  • サイズが大きい増額
  • 使用期間・回数が多いほど増額
  • 実績紹介・クレジット表記が可能なら割引

といった考えで算出しています。

こちらはあくまで私個人の基準です!

【その3ーヒアリング】

こちらでヒアリングシートを用意しているのでご記入いただいたり、企画書や資料を共有いただくなどして制作物について詳細を伺います。

具体的にはどういった効果を求めているか、ターゲット層はどこか、どんな雰囲気を希望しているかなどになります。

商品の購入につなげる」のか「商品を分かりやすく解説する」のか
女子高生に向けたもの」なのか「高齢の男性に向けたもの」なのか
コミカルに」か「シリアスに」か

こういったイメージがズレたまま制作を始めてしまうとご希望にそうものが作れないため、ご協力をお願いしています。

【その4ーシナリオとキャラクター案の作成】

漫画の場合はまずシナリオを作成します。
制作の目的を念頭に置いて作成していきます。

シナリオやキャラクターのイメージがすでにある場合はそちらを元にして制作も可能です!
「提供したシナリオに忠実に」とご指示をいただいた場合以外は、「こうした方が良い」と思ったところは変更を加えることもあります
漫画制作をお仕事としているプロとして、より良くするためのご提案としてさせていただいています。
また、その際は変更の理由もあわせてご連絡するようにしています

シナリオとキャラクター案ができた時点で確認していただき、修正ののち次の作業に入ります。

【その5ーラフの作成】

ラフを作成します。
実際にマンガ・イラストの形にしなければ分からない部分も多いので、まずはラフで確認してもらいます。

確認していただく際は、いわゆる下書きレベルのものを提出しています。
ネームのようなおおざっぱなかたちだと依頼主の方に伝わらない可能性があると考えているためです。
ラフは修正になる場合がほとんどですが、「ここは何が描いてあるのか?」と聞かれ書き直すのでは結局手間になります。
後の仕上げも楽になるのでなるべく清書したかたちでお送りしています!

こんなふうに制作を行っています!その1 すずつかしおり
ネーム状態だとほぼ自分にしか分からないため、清書して分かりやすくしたものをお送りしています!

修正希望の際は「ガッツポーズではなくてブイサインがいい」など具体的であるほどありがたいです。
ここまで具体的でなくても「どう感じたから直してほしい」と指摘してもらえると修正案が出しやすいです。
コミカルすぎる」と言われれば「もう少し真面目に見えるように直そう」といった方向性を決められます。
なんとなく気に入らない」といった指摘だと直す方向性も決まらないため、修正してもまたイメージと違う…と繰り返すことになりがちです。

ラフ時点での修正はほぼ必ず発生すると思っているので2回まで追加費用無しで対応しています。
何回修正しても終わらないという事態を防ぐため回数制限は設けています。

【その6ー仕上げ作業】

線を整え、着色を行っていきます。

仕上げができましたら納品用のデータを送る前に確認用のデータをお送りしています。

仕上げ作業以降の修正は

  • テキストの修正
  • 色の変更

であれば比較的簡単に行えます。
構図やキャラの表情・ポーズなどの変更は書き直しになるため修正費が発生します

私の場合は線画と着色と最後の仕上げまで行ってから最終チェックをお願いしていますが、線画の時点で確認いただくことも可能です。

【その7ー納品】

納品用データと請求書を併せて提出します。
私の場合お支払いは「納品月の翌月末まで」をお願いしていますがこちらも相談可能です。

以上、漫画・イラスト制作について解説してみました!
ご依頼をいただいて制作する以上、ご依頼主の方の協力なしにはマンガ・イラストは完成しません。
ぜひご一緒によい作品作りができたらと思います!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

ぜひお気軽にご相談ください!

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